GPS深浅測量システム
GPSと音響測深機でリアルタイムに表示・記録が可能
使用可能な音響測深機が4種類に増えました。


GPSからの位置データと音響測深機からの測深データを同期・合成して、リアルタイムに船舶の航跡・水深断面図をパソコン画面に表示するとともに、データを記録します。
測深データの数値は+表示と-表示、それに標高値を選択することができます。これにより潮位の影響を受けないような計測も可能です。(ディファレンシャルGPS使用の場合を除きます)
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特長
- 測定(一般):GPS データおよび測深機データの表示・記録ができるので、深浅測量や位置決め、旗入れなどの作業時に使用します。
- 測定(測線):計画測線に沿った深浅測量の作業時に使用します。あらかじめ登録された測線が画面に表示され、画面上の測線に沿って測量船を走行させることによって効率のよい作業が可能です。
- 逆打ち(誘導):あらかじめ座標を登録した目標点への相対位置が画面に表示されますので、画面の指示に従って操船すれば目標点に到達できます。
- 記録再現:記録されている過去のデータを計測時点と同じようにグラフィック表示させることができます。また、このモードでアンテナ高や測深データの表示方法などを変更することが可能です。
- GPS自動設定(固定局・移動局):測量時に使用するGPSの設定をパソコンから行うことができます。専用のコントローラーやプログラムがなくても、GPSに詳しくなくてもOKです。
- 測線登録:計画測線のデータをX・Y座標で登録し、画面に測線を表示させます。始点・終点の入れ替えも可能です。
- 逆打ち点登録:逆打ち点のX・Y座標を登録します。
- 座標:新・旧測地系、公共・ローカル座標、任意座標系に対応し、各種座標計算も可能です。

用途
- 海岸・航路・河川・ダムなどの深浅測量(測線連続)。
- 浚渫前の現況深浅測量(測線連続)。
- 浚渫範囲の旗入れ場所の位置出し(逆打ち連続)。
- 浚渫後の確認深浅測量(測線連続)。
- 漁礁投入前の旗入れ場所の位置出し(逆打ち連続)。
- 漁礁投入の位置出しと記録(逆打ち単点または一般単点)。
- 漁礁投入後の確認深浅測量(測線連続)。
- 浮標灯投入の位置出しと記録(逆打ち単点)。
- ダム・河口などの堆積土量を出すための深浅測量(測線連続、または、一般連続)。
- 陸点の工事座標計測(一般単点、逆打ち単点)。
- その他台船や重機などのピンポイントでの位置出しや誘導、目杭打ちなど、各種工事測量に活用できます。
※測深機接続機能を省いて小型化した「ポケットGp-Mate」もございます。
事例
GPS深浅測量システムの事例は「導入実績」でご覧いただけます。

