工事用車両運行管理システムVasMapの特長は、お使いのパソコンにソフトをインストールすることなく、レンタルしてすぐに車両の運行状況のモニタリングや運転者へのメッセージ送信などの安全管理を開始することができる点です。
現場や現場周辺ルートにおける安全管理・法令遵守の裏付けとしてのログの収集や、車両運用の効率化やスムーズな報告書作成など、専門化した機能で建設・土木・物流といった業界の車両運行を支援します。

工事用車両運行管理システムVasMapには、レンタルすると車両管理をより効率的に・安全に行うことができる機能が多数備わっています。その一部を詳しくご紹介します。

工事用車両運行管理システムVasMapの管理画面で運搬経路上に危険箇所を設定することで、そのエリアを車両が走行した際に音声にて注意喚起を行います。現場に不慣れな乗務員への案内にも最適です。
交差点や横断歩道といった道路状況に加え、工事用の通路での一時停止や進入禁止などを知らせるのにもお使いいただけます。
歩行者の多い時間帯に限定した通知発信もできるため、運行の安全性向上につながります。

運行している車両から位置データを定期的に自動送信し、現在の位置や進行方向を事務所で確認することができます。
車両の表示方法は、レンタル使用される現場に合わせて車種に応じたアイコンを設定できるほか、所属会社や目的地によって色を分けて設定することもできて便利です。

特定のエリアに車両が到達したという情報やスピードなどから自動で、現場からの出発/目的地への到着や速度超過といったイベントを記録することができます。
時刻と位置情報が自動で記録されるため、報告にも活用しやすい機能です。

車両ごとに運行履歴を確認することができます。
スピード超過などのイベントを地図上で表示できたり、スピードごとに色分けした点もしくは線で見ることができたりするため、速度超過しやすい場所や混雑しやすい場所の確認に役立ちます。

工事現場では不特定多数の値による速度制限が求められますが、工事用車両運行管理システム VasMapをレンタルすることで速度監視がしやすくなります。
例えば場内20km/hや特定エリア内の30km/h制限など、複数の速度制限を設定し、エリアごとに設定した値を超えると「速度超過です。減速してください。」といった音声を発することができます。それと同時に事務所側への通知が行われ、データベースにも記録が残ります。

工事の中止や運搬先の変更、渋滞によるルート変更など、ドライバーへのメッセージを文字/音声で送信することができます。
全車両端末への一括送信のほか、1台ずつに送ることも可能です。

各車両の端末から他の車両の位置と進んでいる方向を確認することができます。
対向車の有無の確認や、待機台数の状況を知りたい場合にも活躍します。

端末からの運行データをもとに、日報・月報を生成できます。運搬した回数や土量から、実績と目標土量までの残りの量を出力することができます。
また、燃料や積載量・積載率を登録すると、実際の走行距離をもとに二酸化炭素の排出量を表示することもできます。

作業日報

日次車両稼動実績帳票

作業月報

画面の地図上に線を描くことができるため、山間部などで周囲に目印や道路がない場合でも現在地を把握しやすくなります。
線で囲ったエリアは中が塗りつぶして表示されるため、現場の位置も見やすくなります。

※ 帳票出力機能をご利用される場合は、Excelがインストールされている必要があります。
※ システムの機能および仕様の変更、メンテナンスについては、予告なく実施されることがあります。あらかじめご了承ください。

A.車両端末から他の車両の位置データを取得することはできません。
事務所のPCなどでブラウザを用いてデータサーバーへ繋いだ場合には全車両の位置の確認等が可能です。