NETISや情報化施工を使用した技術提案で総合評価対策に
Corrosion Doctor(コロージョンドクター)は、信号柱や道路付属物(標識柱、照明柱)の地際付近における腐食損傷の程度を定性的にかつ簡易に調べる超音波診断装置です。新開発のSH波振動子により、地際部を開削することなく腐食状況を診断できます。
NETIS登録番号:KT-150121-VE
測定は、鋼管の円周上90度毎に4ヶ所測定し、先端部からの反射波形及び腐食部からの反射波形を管理することで、
「健全・ほぼ健全・腐食あり」の3分類で表示し、
さらに『試掘の必要あり判定=×(腐食)』
および『試掘の必要なし判定=○(健全)』
の最終判定を行うことが可能になりました。
1、鋼管柱に超音波センサーを当てる位置を決めます。
センサーは地上から20cm以上の高さの位置にしてください。
2、二重管上にセンサーを当てる場合など、地上から20cm以上の高さが無い場合は、なるべく地上から離れた、センサーを密着できる場所に当ててください。
この時、地上部長さを、コンベックス等で計測しておきます。
また、センサーを当てる位置は、表面に凹凸のある場所や、塗装の浮いている場所は避けてください。
そのような場所にやむなくセンサーを当てる場合は、表面を磨いて凹凸が少なくなるようにして下さい。
3、超音波センサーを当てる位置をマーキングします。位置はセンサー位置画面で設定した値と同じにします。
同時にセンサーを当てる部分にホコリやゴミが付着している場合には、乾いた布等でふき取るなどして下さい。(なるべく表面はぬらさないで下さい。)
4、センサーを鋼管柱に密着させます。超音波センサーの中心部に接触媒質を塗ります 。
(塗布量は2cm 程度)
センサー中心部を管に密着させ、地面に対して垂直になる様に押しつけて下さい。センサーは、センサーケーブルが接続されている方が上になります。
・SH表面波フラット型センサー SH700KHz
・NST2用逆Rセンサー RR500KHz
・コロドク用逆Rセンサー RR700KHz
・コロドク用報告書支援ソフト MEMO-CD