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無線式重機接近警報装置 HESAR 

ICタグを利用したID管理で接近対象の判別が可能な警報装置
NETIS登録番号:KT-130008-VE

イメージ:無線式重機接近警報装置 HESAR 

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システム概要

建設現場において作業者や他重機の接近情報を重機オペレータに知らせるシステムです。 HESARはアクティブICタグによる常時発信を利用します。

公共工事での適用

  • トンネル工事
  • 道路工事
  • 導水路工事

特長

直ちに使用可能

写真:主桁架設時の位置出し風景

重機に警報装置を取り付けて設定用PCからタグのIDを登録するだけで、直ちに使用可能。 アプリケーションの開発や面倒な配線は不要です。
(注)重機からDC10.2V~32Vの電源の供給が必要です。また、外部スピーカーを使用する際の供給電源はDC24Vに限定されます。

1台で最大100件のタグを同時認識可能

最大登録で 100件 の作業者・重機・車両を一度に確認することが出来ます。
※作業者や重機の組み合わせによっては確認件数が減ることもあります。

作業者・重機・車両の判別が可能

事前にアクティブRFタグのIDを登録することにより、重機に接近する対象(作業者/重機/車両)の種別分けが可能。警報表示器のランプ色と音声がそれぞれ違うので、重機オペレータは接近対象の判別が出来ます。

装置は頑丈かつ着脱可能

装置は防滴防塵構造なので重機の振動や雨風にも耐えられます。また取付け・取り外しが簡単な可搬型のため、様々な重機に取り付けての運用が可能です。

警報エリアは約0.5~10mで調整が可能

警報エリアのサイズは警報装置内の警報範囲調整スイッチ(16段階)を切り替えることで簡単に変更できます。トンネル工事(反射によって遠くのタグまで感知する)などで警報エリアを絞りたいときなどに大変便利です。

HESAR 設置画像


写真: 本体

写真: 外部アンテナと警報表示器

写真: 運転席と本体

写真: 運転席横の警報表示器

本体 外部アンテナと警報表示器 運転席と本体 運転席横の警報表示器

写真: トンネル内で車両の接近を警告中

写真: 外部アンテナと警報表示器

写真: 重機両サイドの検知を重視したアンテナ

写真: 互いに警報を発している2台の重機

トンネル内で車両の接近を警告中 重機後方の検知を重視したアンテナ 重機両サイドの検知を重視したアンテナ 互いに警報を発している2台の重機

NETIS情報

現場条件

  • 重機オペレータ室に警報装置(25cm×35cm×10cm)の設置スペースが必要。
  • 重機電源10.8VDC~36VDCの供給が必要。
  • ICタグ(6cm×3cm×1cm)の取付が必要。

適用可能な範囲

  • 検知エリアが10m以内の範囲。
  • 受信部とICタグの間に金属の遮蔽物がない現場。

特に効果の高い適用範囲

  • 狭隘な土工事現場。
  • 狭隘な開削現場。
  • トンネル工事の切羽作業。

適用できない範囲

  • 検知エリアが10mを超える範囲。
  • 受信部とICタグの間に金属の遮蔽物がある現場。

留意事項

本システムは、重機に設置した警報装置がICタグの検知と警報を行うものである。従って作業前には以下の確認が必要である。

  • 接近対象(他重機、車両、車両運転手、作業員)がICタグを保持しているか、第三者に確認してもらう。
  • ICタグのボタンを押してLEDが点滅することにより電源が入っているか、確認する。
  • 警報装置の電源が入っているか、確認する。
  • 上記電源確認後、作業半径内にICタグを接近させて警報装置による警報の動作確認をする。
  • ICタグの電池寿命は約1.5年であるが、作業中の電池切れを防止するため、早めにICタグの電池を交換すること。
  • 警報装置を取り付ける重機が大型で死角が広い場合は、アンテナを増やして死角を少なくすること。

警報エリアは環境により変化するが以下の要因がある。

  • 重機の周囲に金属がある時は電波を遮断して警報エリアが狭くなる場合がある。
  • 重機がトンネル内にいる時は電波が反射して警報エリアが広くなる場合がある。

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