レーザーエリア3面検知システムUGM-50LAPの特長は、3種類のエリアを設定可能で、それぞれのエリア内で検出された物体のサイズや移動方向・位置を判別し、それぞれ個別に警報出力の設定ができる点です。
レーザースキャナの検知距離は最大120mで、反射率の低い黒色の検出対象も最大50mまで検知できるため、広範囲の侵入検知にも対応可能です。
レーザーエリア3面検知システムUGM-50LAPは、作成したそれぞれのエリアごとの警報を出力する機能を持っているため、エリアの危険度に応じた注意喚起方法(投光器点灯、LED表示器での注意喚起、関係者へメール送信等(※いずれもオプション)を柔軟に選択することができます。
また、エリアごとの警報をカスタマイズできるだけでなく、「エリア1→エリア2の順に通過した場合のみ、警報出力」「エリア1からエリア2へ指定した時間内に到達した場合に、警報出力」といった、各エリアを組み合わせての警報設定も可能です。
レーザーエリア3面検知システムUGM-50LAPが活躍する用途としては、侵入・接近検知エリアを複数(最大3か所)設定したい場合や、広範囲に設定したい場合、対象物のサイズや移動方向・位置を判別したい場合などが挙げられます。
人や物の侵入検知や接近検知をこちらのシステムで補完することにより、監視員の死角やヒューマンエラー等によるリスクを軽減できるため、安全性の向上が期待できます。
光源 | 半導体レーザ(905nm) FDAレーザ安全クラス1(IEC60825-1:2014) |
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センサ消費電流 | 起動時1.5A以下,定常時1A以下 |
検出距離及び検出体 | 検出保証値: 0.1m~50m(反射率10%黒紙 500mm×500mm) 0.1m~120m(反射率90%白ケント紙 1400mm×1400mm) |
最小検出物 | 通常モード:65mm(5m)、130mm(10m)、260mm(30m) 高分解能モード:33mm(5m)、 65mm(10m)、130mm(30m) |
距離平均精度 |
■反射率10%黒紙 0.1m~30m:±30mm (室内1,000lx以下) 30m~50m:±40mm (室内1,000lx以下) 0.1m~50m:±50mm (屋外100,000lx以下) ■反射率90%白ケント紙 0.1m~50m:±30mm (室内1,000lx以下) 0.1m~50m:±50mm*5 (屋外100,000lx以下) |
走査時間/角度分解能 | 0ms(通常モード3000rpm)/約0.32°(360°/1125分割) 0ms(低速モード1500rpm)/ 約0.16°(360°/2250分割) 80ms(高分解能モード750rpm)/ 約0.08°(360°/4500分割) |
標準構成品 |
・本体 ・制御ボックス ・LANケーブル(3m) ・延長用信号ケーブル(10m) ・延長用I/Oケーブル(10m) ・警報用回転灯(黄) ・正常表示用回転灯(緑) ・取扱説明書 ・ソフト入りUSBメモリ ・センサー用単クランプ(2個) ・ボックス用垂木クランプ(2個) ・専用ケース ・工具セット(13mm板スパナ&六角レンチ6mm) ・LANケーブル延長アダプタ ・養生用ビニールテープ |
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オプション品 | ・デジタル文字シートα ・メール発信機 EBMK |