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斜面崩壊警報システム

無線センサ端末を内蔵したリサイクルプラスチック杭を用いた土石流・法面警報装置
NETIS登録番号:CB-100038-VE

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崩壊直前の斜面や法面の動きを検知し、警報(パトランプ)を発するシステムです。
設置した杭の角度の変化を計測し、設定した角度以上の変動を検知した場合、無線で杭のIDと角度を遠隔に設置した受信装置に送信し、データを記録するとともに警報装置を作動させます。
従来のワイヤセンサに比べ、耐工性(設置が容易)、耐久性(何度でも使用できる)、作業性(配線が不要)、経済性(安価)など優れた特徴を有する画期的なシステムです。

斜面崩壊警報システム図

用途

  • 斜面災害警戒区域などの下流域における施設・工事での警報発令
  • 土石流危険渓流における非難小屋での警報発令
  • 復旧工事や対策工事などの二次災害防止

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特徴

  • 杭に内蔵した無線センサ端末で斜面、法面の動きを(傾き)を計測します
  • 杭は、打ち込むだけで設置完了
  • 傾きを4段階(0度、5度、10度、15度)に分類し、複数の杭(本体一台に付き12本まで)を監視できます。
  • 警報装置は、杭の変動に応じて警報レベルを設定できます
  • 警報は、パトランプ(オプション)があります
  • データ保存機能有(オプション)
  • 電源はソーラーバッテリー(オプション)での駆動可能
  • ワイヤレス通信 通常約300m 中継機を使用すると約2kmまで可能(現場環境によって変動しますので、ご相談ください)
  • 杭端末の電源はバッテリーで寿命は約2年間
  • センサ端末は防水構造(IP57 防塵、防水)

無線センサ端末の主な仕様

  • 重力加速度センサ(角度変換後、角度計測範囲 0度~90度):3段階(0度、5度、10度、15度)の角度変化を検知
  • 420MHz帯(ARIB STD-T67に準拠)を使用した、無線通信システム装置
  • センサ端末から送信されるデータ信号は、ID(杭の群番号)とSTATUSからなり、傾斜が閾値を超えると、その度に信号を受信装置に送信する
    ※STATUS番号は、杭の傾き(5度、10度、15度)をあらわすもの
  • 1つの受信装置で最大センサ端末12式まで接続可能
  • 送信距離 ~300m(中継局設置で~2km)
  • センサ端末は防水構造(IP57・防塵、防水)
  • センサ端末はDC3.0Vリチウム電池1個で動作し、バッテリーの寿命は約2年
  • 寸法・重量:78(W)×71.5(D)×29(H) 約120g

受信装置の仕様

  • 本装置の受信周波数は、426.0250~426.1375MHz
  • 電源電圧AC100V(受信装置はDC5V駆動)
  • 受信アンテナλ/4 ホイップアンテナ
  • 動作温度範囲 -10~+60
  • 外形寸法 105.5(H)×65.0(W)×41.0(D) 約250g
  • ソーラバッテリ電源(オプション)
  • データロガー(オプション)

センサ端末

斜面崩壊警報システムのよくある質問

杭を岩に設置する事は出来ますか。
岩に穴を開けてアンカーボルトを打ち込みます。
別途改造した杭をねじ込んでモルタルで固めます。杭の改造などが必要なので、予めご相談ください。

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